特殊なセラミックビーズが配合された遮熱・断熱塗料です。元々は、宇宙ロケットを打ち上げる時に、大気圏の突入におきる摩擦熱からロケットの心臓部を守るために利用されていました。最先端技術から開発された「塗る断熱材」は、建物に転用され「夏は涼しく」「冬は温かい」を実現するだけでなく、びっくりするくらいの「防臭効果」「防音効果」等を発揮し、大きな反響を呼んでいます。日本各地の広がりだけでなく、海外からも要望が来ていましたが…15項目におよぶ高性能、高機能特性が認められた為、軍事目的で利用されるのを避ける目的で輸出制限商品に指定されたほどの高性能断熱効果を発揮しています。

• 

  暑さ・寒さ対策

  ガイナの最も特徴的な効果である断熱効果は、驚くほど実験データをもっています。屋根や外壁に塗ると、70℃を越す屋根の表面温度でも、40℃まで低下し、その効果は、テレビにも多数取り上げられ、官公庁や有名企業にも採用されるほどです。

  

  工場の屋根にガイナ（N-70）を塗装した箇所と未塗装の箇所を熱画像で撮影し、屋上表面の温度差を比較しました。その後、表面温度を測定し塗装前と後で比較しました。

  【結果】

  • ・無塗装面 57°C〜62°C　塗装面 35°C〜40°C
  • ・およそ22°Cも表面温度が低下し、建物内部への熱伝導の軽減が実現されました。

• 

  消臭効果

  壁や天井のタバコの臭いや黄ばみ、さらには下水道の臭いなど、室内の臭いにもガイナは効果を発揮します。市役所の喫煙ルームにも施工をして「ニオイがしなくなった！」と施設利用者からも好評を頂いております。

  一般的に空気中を浮遊しているホコリ、チリ、花粉などの汚濁物質は、プラスの電気を帯びることで、浮遊しています。また、これらの汚濁びっ室は、室内の壁や天井に静電付着します。ガイナは、帯電性0.0の性質を持っており、汚濁物質が付着しにくく、さらに、イオン化した水分が、浮遊している汚濁物質と結合をし、浮遊しにくくします。

• 

  防音効果

  宇宙ロケットが大気圏を突入する際の高周波数の爆音から精密機械を守るために施された高い防音機能を持っています。仕組みは高密度のセラミックボールが、侵入してくる「音」を拡散させ内部への透過を防いでくれるのです。

  

  フライパンと、ガイナを塗布したフライパンをハンマーで叩いたときの音を騒音計で測定。

  • 無塗布フライパン：94.7dB
  • ガイナ塗布フライパン：74.9dB
  • 差：19.8dB

  20dBの差は、音エネルギー量が1/100となります。たとえば6dBの差だと音エネルギーは1/4となり、音源から2倍の距離で音を聞いていることになります。

  音は振動から発生し、振動として伝わっていきます。ガイナは振動を抑えることで防音効果を発揮します。この３つの波形データは、浜松工業試験場において、ガイナの制振効果を測定したものです。右図の試験データの通り、ガイナが振動を抑えているのが、はっきりとわかります。

• 

  耐久性

  建物の立地条件にもよりますが、一般的な塗料の２〜３倍は長持ちします。足場を組んで行う外壁塗装などでは、耐久性が費用負担に大きく影響します。長持ちする塗料で、かしこい選択が実現できます。

• 

  安全性

  ホルムアルデヒドを発散する建材の等級づけの中で、もっとも身体に安全とされるグループである「F☆☆☆☆（フォースター）」の認定を受けています。シックハウス症候群と呼ばれるアレルギーにお悩みの方にも安心してご利用頂けます。