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外壁・基礎からの雨漏り|雨漏り修理 新潟市内工場

「春近し?少し暖かくなったかな?」と思っていたら、暴風雪で屋根や道路がまたまたうっすらと白くなりました。やはりまだ2月です。

 

 「暴風雪時の雨で雨漏りがあったので調査してください。」と連絡をいただきました。こちらのお客様は窓周りの雨漏りで以前修理をさせていただきましたが、サッシ自体が雨漏りを起こしているため、完全に雨漏りを止めるにはサッシを交換するしかありませんでした。工場内部への雨漏りを改善するため、サッシが漏水しても、外部に水が抜けるよう雨漏り修理をしほぼ内部への漏水は止まっていました。

 今回は基礎と土台部分にある胴縁鉄骨の隙間からの漏水で、工場の床に大きな水たまりができていました。外部に回り調べてみると土台水切りと基礎の間にシーリングがしてあります。窓枠から入った水で水抜きから抜けきれなかった分が外壁内部を伝わり(本来土台水切りから抜ける)、シーリングにせき止められ、工場内部に入ってきたようです。

「シーリングを切れば内部への漏水は大幅に減少します。サッシ回りの水抜きを他の部分と同じように改良すればおそらく心配はなくなると思います。」

とお伝えし、今後に向けてご検討いただくこととなりました。

 

 外壁・屋根・屋上防水などの施工は基本的な納まりを守れば漏水する可能性はかなり低くなります。ところが新築時に手抜き工事をしたり、長期間にわたりメンテナンスをしなかったりすると雨漏りは発生しやすくなります。

 今回の件は工場内にあるクレーンの振動が長い期間外壁やサッシに伝わり、経年劣化したことにより発生したと考えています。

 適切にメンテナンスすることが雨漏り防止につながります。