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工場外壁西日対策|ガイナ塗装 工場環境改善

 気が付けば、9月も終わりが近づき日に日に涼しくなり、秋の気配を感じ始める季節となりました。台風は過ぎ去りましたが、雨が多くなり防水工事には最悪な天気が続きます。工事の計画が大幅に狂いはじめ、頭が痛いところです。

 涼しくはなり始めましたが、今年の夏は全世界的に記録的な猛暑だったようです。国連の世界気象機関(WMO)は、2016年8月は同7月と並んで史上最も気温の高い月だったことを発表しました。しかも異常気温が「新たな基準になりつつある」と警鐘を鳴らし、「2016年は137年間の観測史上最も暑い年になる」としています。

 

 年々温暖化が進む中で、「工場の作業環境を改善したい」とのお考えをお持ちの企業様より断熱多機能塗料ガイナを西面~北面の一部に施工する工事をご注文いただきました。

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≪断熱塗料ガイナ施工後の外壁西面≫

 

 

こちらのお客様は夏場工場西面の外壁(角波)が西日で焼けるため、夏になると工場内の温度が上昇する傾向がありました。西面ガラス窓にすだれをかけたところ工場内の温度が低下したため外壁の焼けを防げば更なる効果があると考えられたようです。こちらのお客様は十分な熱中症対策をされていますが、社員の方々により良い環境で仕事をしてもらう目的で弊社にお問い合わせいただき、昨年の11月にお見積りをさせていただきました。以前屋根に遮熱塗料を塗布されたそうですが、効果を感じることができなかったため、今年の春ガイナを塗布した鉄板を試験機関に持ち込み、日射熱での温度変化を計測していただいたところ、ガイナ塗布鉄板と普通のカラー鉄板では16度も表面温度が違う(もちろんガイナ塗布鉄板のほうが16度低い結果です。)との結果が出たため、ご注文の運びとなりました。

 日々進む地球規模の気候変動による高温化は労働環境を悪化させています。その上日本では少子高齢化がすすみ、労働人口が減少しています。今後人材確保のためにはより良い労働環境も大切な要素になると考えます。