雨漏り修理価格 相場|雨漏りの原因 修理方法
田んぼに水が入り、いよいよ田植えシーズンです。にいがたのゴールデンウイークは田植えの風景がいたるところで見られると思います。私の親戚も米作りをしていますが、最近は気候変動のためか、田植えの時期も変わっているそうで、家族親戚が集まりやすいゴールデンウイーク中の田植えが難しくなれば、新潟の米作りも今以上に大変になりそうです。新潟の誇り「米」を守るためにも、気候変動に対して「環境対策」を今以上に真剣に取り組まなくてはならないと考えさせられした。
さて勝視商事㈱では、防水工事、板金工事の経験を活かし「雨漏り修理」を行っています。
お客様からお電話でお問い合わせを頂いた際、
「いくらかかるの?」
とご質問を頂きますが、
「現場を確認させてください。原因によって工事の範囲、種類が変わってきます。原因と考えられる可能性の高い箇所から工事をさせていただきます。」
としか返答できません。
「3万円で直します!」と電話で即答なら・・・数ヶ月から数年で雨漏りが再発する可能性が高いです。なぜなら・・・コーキングをして終わり!と考えられるからです。コーキングも手段のひとつではありますが、あくまで補助的な工事であり、雨漏りを止めるための決定的な工事ではないからです。
雨漏りには必ず原因があります。
「原因がどこにあり、どのような修理をすれば止まるのか?」
が判断できなければ、見積もりができるわけありません!
たとえば室内に雨漏りがあり、天井や壁にしみができていたとしても、その雨漏りは
「屋根からなのか、外壁からなのか、窓からなのか・・・」
原因調査の結果、屋根からの雨漏りとわかったとします。修理するための工事内容を決定するためにさらなる調査をします。
「その雨漏りは屋根のどこの部分が原因で、どこまで屋根をめくれば直るのか?原因は屋根の経年劣化なのか手抜きなのか?」
屋根、外壁、防水工事を基本どおり行う技術と知識があると、原因調査をすれば、雨漏りの箇所、雨漏りの原因、雨漏りの修理方法などがある程度推測できます。
が厄介なのは雨漏りの原因がひとつではなく2つ以上あるケースです。
このような場合も
「外壁が原因の可能性が一番高いのでまず外壁を直しましょう!これで止まらなければ2番目に原因と考えられるのは窓のサッシです。」
勝視商事㈱では、雨漏り修理の際、お客様の経費を考え、雨漏りの原因となっている可能性の高い箇所から修理していきます。
上記例は実際にあったケースですが、
・外壁が原因と考えられる雨漏りで、外壁の修理を行い、通常の雨漏りが直ります。
・台風や強風の際、微量の雨漏りが発生。原因は窓のアルミサッシとわかり、追加工事を行う。
それ以降雨漏りは発生していません。
また、「玄関の屋根から雨漏りしている!修理御願いします。」
と連絡を頂き、玄関屋根を見てみると、きちんとした施工がされ、原因とは考えにくく、室内側を改めて調査させていただくと・・・
「原因は2Fのトイレ給水管です!。」給水管を修理して「雨漏り?水漏れ」はとまりました。
このケースで玄関屋根にコーキングを打っていたら・・・雨漏りのしない、きちんとした屋根をわざわざ雨漏りするように工事することになります。(雨の抜け道を塞いでしまうため雨漏りするようになります。)
雨漏りの原因を推理し、ある程度特定できなければ、工事をしても効果ゼロどころか、わざわざ雨漏り原因まで作ってしまう可能性があるのです。
また最近は、建材が規格化されてきているため以前ほど複雑な工事が必要なくなり、雨漏り修理に必要な技術を持つ職人さんの数も減っています。そういう意味では、複雑な納めに対応できる職人さんを選ぶことも修理判断のひとつに入ります。
雨漏り修理に限らず、何でも価格は安いほうが良いと思います。
しかし雨漏り修理をして雨漏りが止まらなければ、無駄金以外の何モノでもありません。
現場も見ずに「3万円で直します!」と答えたとしたら、
「何のために修理を行うのか?」をもう一度よく考えてみてはいかがでしょうか?