雨どいの詰まり 排水口の詰まり②|新潟の冬 雨漏り修理
暖冬の中いきなり厳冬です。今朝は車のドアが凍り付いてなかなか開かず困り果てました・・・来週はさらに強い寒気が南下してくるそうです。雪も降らず、さほど寒くもならず、暖冬ですっかり安心していましたが、やはり冬は冬でした・・・
先回のブログでは主にゴミや泥による雨どい・排水口つまりのについて書きましたが、新潟特有の樋、排水口のトラブルがあります。雪や氷によるトラブルです。
・樋の場合
屋根に積もった雪が落ちる際に、軒樋に負担がかかり軒樋が外れたり、落ちたりするケースがあります。こうなると軒樋の役目をしなくなります。外れて時間がたつと変形し戻らなくなり、交換の必要性もでてきます。また軒樋の受け金具の数を増やすなど補強の対策も必要になります。新築時の軒樋の種類、取り付け方法によっては何度修理しても同じことが起こるケースもありますので(しかも後から別な方法に変えることも不可能な場合もあります。)補修の際は十分に原因を検討する必要があります。
・排水口の場合
雪が降り積もった、ベランダ、屋上などでは雪解けので雪が重くなったり、雪解け水が凍結したりして、排水口をふさいでしまうケースもあります。排水口がふさがれると当然水はたまり続け、ベランダの場合などは外壁と防水の境目から建物内にあふれ出し、漏水するケースもあります。特にベランダ床から、外壁の下端までの距離が短いと「吸い込み」という現象を起こし漏水がおきやすくなります。
降雪時だけではなく日頃から排水口の点検・清掃はこまめに行ったほうが大きな事故につながる可能性は減ります。
日頃の点検、手入れ、早めの対応が大きな漏水の可能性を減らします。たまに建物の周りをぐるりと点検してみてはいかがでしょうか。