雨漏り修理|8月 雨漏り修理 新潟
台風15号の影響で新潟地方は昨日から風が強い状況です。足場のかかっている現場をこれから点検に廻る予定です。石垣島では風速70mを越えたとか・・・
屋根工事や防水工事では耐風圧を計算し施工しますが、「風速70m越え」だと計算上はもっても、おそらく風にあおられて何らかの影響があるんだろうな・・と思ったしだいです。以前東京で仕事をしていたときに、小笠原の案件で、屋根の選定をするのに耐風圧が採用の要になる事がありました。私の記憶では確か1種類の屋根だけしか、基準をクリアしなかったと思います。今回の台風の風速70m越えというのは「耐えられる屋根がほとんどない」くらいの強さだと考えます。
さて今年の夏は雨が少なかったせいか、雨漏りのお問い合わせが少ない月となりました。チョッと事例を紹介させていただきます。
①事務所屋根 雨漏り
事務所の屋根ですが、板金 瓦棒葺の屋根でです。
経年劣化で補修の後がありました。雨漏りの原因が同じ部分と特定し、
A カバー工法での全体改修
B 劣化部分のみの補修
を提案させていただきました。
予算の関係もあり、部分補修での応急処置にて対応させていただきました。
今回の台風で雨漏りの止まった事を確認し、天井のボード補修を行う予定です。
応急処置の場合は、雨漏りの根本原因を改善していないため、経過観察とこまめなメンテナンスが雨漏り再発を防止する鍵となります。
②一戸建て 雨漏り
瓦屋根の雨漏りです。こちらも経年劣化が原因の雨漏りです。
雨漏り部分の瓦を剥いで、原因部分の補修をしました。今回はわずかな部分のみの劣化でしたが、補修しなかった部分も劣化は進行しているはずです。今回補修しなかった他の部分から漏水があるかもしれません。
雨漏りの原因は様々です。応急処置で対応できる場合も少なくありませんが、応急処置では再発の可能性を残したままとなります。再発防止には、根本から漏水をとめることを前提に工事を行う事が肝心です。