折板屋根 雨漏り修理|新潟特有の雨漏り原因
「花冷え」という言葉とおり寒さが戻ってきました。宇都宮では雪の予報もあるとかないとか・・・新潟の桜も開花しましたが花見には少し寒すぎるようです。週末は暖かくなって花見を楽しみたいものです。
さて4月に入り雨漏り修理のご依頼を頂きました。
こちらのお客様は昨年建物の一部に漏水が発生し、弊社で修理させて頂いたお客様です。今回は別な部分での漏水です。
建物内部から漏水箇所を点検した結果、前回修理した場所と同じ原因と判断し、屋根に上って漏水箇所を見ましたが前回のような痛み方はしていません。見えない部分に漏水の原因があるかもしれないと思いました。
一見なにも変わった事のないエプロン面戸をはぐってみると
エプロン面戸(折板の一番水上部分:風を弱めるための部品)の裏側に風にあおられてたまったと思われるごみがたまっていました。新潟は海からの風に塩分が含まれ、このようにホコリや砂ごみがたまった場所に塩分が残りさびが発生する場合があります。
こちらの建物このエプロン面戸が数百枚あります。1ヵ所でこのような現象が起きていると、すべてで同様の現象が起こっている可能性があります。すべてを補修するのにはかなり経費がかかってしまいます。
お客様と打ち合わせをさせていただき漏水が起こった都度補修する事にしました。
風+塩分+建物の経年劣化・・・新潟特有の原因もしっかりと考え雨漏り修理を行っていきます。