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雨漏り原因 建物被害|シロアリ 錆び カビ

日増しに秋の気配が深まり、朝晩はだいぶ冷えるようになってきました。

北海道や富士山など降雪があったところもあるようです。寒いのが嫌いなので、新潟はしばらく雪が降らないと良いなと思い始めた今日この頃です。

 

さて、台風関連で今月は雨漏りの現場をいくつか見させていただきました。

現場を訪れて原因調査をしてみると

① 台風による強風を伴った雨での一時的な雨漏り・・・1年で数回程度雨漏り

② 屋根・壁などの施工不良に拠る慢性的な雨漏り・・・雨が降るとほぼ雨漏り

と大きく2つに分けられました。

 

一時的な雨漏りは、もちろん修理は必要ですが、風向き、風の強さ等により起こっているものですから、雨漏りしていても建物にそれほど大きなダメージを与える事は少ないはずです。問題は慢性的な雨漏りになっている場合です。

今回の台風による雨漏りも、よくよく調査してみると、普段から雨漏りが継続的に起こっていたケースがありました。

「雨漏りの量が少なく雨漏りが気にならなかった。たまたま台風で建物に浸入してくる水の量が多くなり、窓周りから水がたれてきて初めて雨漏りに気付いた。」

外壁と屋根の取り合い部分でもともと雨仕舞い(雨漏りをしないように施工すること)が良くなかったため少しづつ雨漏りをしていたようですが、経年劣化でコーキング材が劣化し、強風にあおられ、普段よりも多い水が浸入し漏水したようです。

継続的に漏水していた証拠に窓周りの木材が黒く変色し、カビが生えグズグズの状態です。

下地木材を補修・補強の上、雨仕舞いを修理、雨漏りで痛んだ内装も直しました。

 

今回は壁内部のカビ、木材の腐りでしたが、中にはシロアリの発生により柱など建物の強度に重要な躯体にまで被害が及ぶケースがあります。2Fのベランダが漏水していて、ベランダ下地の材木までシロアリに食べられていたケースもあります。鉄骨造では外壁の下地となる胴縁の鉄骨材にさびが出ているけーすもあります。

住んでいる方の健康へも影響しそうなのが、壁内部断熱材のグラスウールが水を含み壁内部にカビが生えていたり、ダニが発生していたりするケースです。

 

勝視商事では、単に建物内部に雨が入る雨漏りをとめるだけでなく、ダメージを受けた木材・シロアリの駆除、仕上げの内装工事まで有資格者が対応し、トータルで安心な建物に修理いたします。