梅雨に向け 外壁 雨漏り対策 新潟市事例
毎日暑い日が続きます。北海道で観測史上タイ記録の高温を記録したニュースがあったと思えば、九州、四国地方は豪雨・・・北海道は一日で30度も温度差があるそうです!温暖化の影響なのでしょうか?
新潟はまだ入梅していませんが、梅雨に入る前に雨漏り対策の改修工事をご注文いただきました。5月末~6月上旬で5件の雨漏り改修をする予定です。
そのうち3件は屋根からではなく壁からの雨漏りの補修・対策となります。
今回のブログは外壁からの漏水対策をするこの3件についてちょっと書いてみます。
・外壁の雨漏り補修工事その1
・・・ALCパネルの外壁 漏水対策
築26年の事業所です。こちらのお客様は毎年予算を決められて事業所全体の雨漏り対策、環境再策などを進められ、弊社がお手伝いをさせていただいております。今回は事務所の北面・西面の2面、ALC目地コーキングの打ち直しです。雨漏りの症状は出ていなかったとの事でしたが、既存目地コーキングを撤去すると雨が廻った形跡が見受けられました。十分な下地処理をして、すべての目地をコーキングしました。工期は約1週間、入梅前に対策が完了しました。
・外壁の雨漏り補修工事その2
・・・ALCパネルの外壁 窓周り漏水を止める目的
築30年以上経過している、またまたALC外壁の3階建ての事業所です。
ALCの外壁は目地コーキングが切れれば漏水します。
こちらのお客様の建物は3階、2階の窓周りのコーキングが切れており、1回の事務所、作業場に漏水を起こしていました。
アルミサッシの窓とALCパネルの取り合い部分で何かが起こっているようです。
現地調査をしてみると、本来窓周りに入っているはずの補強アングルが入っていません。3m以上あるALCパネルが風を受けたり、建物のゆれによってたわみ、アルミサッシの動きの違いによりコーキングが切れたものと推測します。
完全に漏水を止めるには外壁の張替えが必要になり、漏水の確率を下げるにも補強を入れるなど大掛かりな工事を必要とします。
今回はひとまずコーキングの打ち替えで梅雨に備える事となりました。
コーキングの材料をなるべく動きに強いものにし内替え工事を行いました。
工期4日
・外壁の雨漏り補修その3
・・・窯業系サイディング 外壁雨漏り
最近はやっている軒の出てない築10年一戸建てのお宅です。
軒が出ていないため屋根の雨も外壁に直接かかり、雨の当たる量が増えます。
窯業系のサイディングは水分に弱い面があります。
塗装が新しいうちは塗膜が水を切ってくれますが、塗膜が古くなると水切れが悪くなりサイディングが水分を吸収し外壁自体がもろくなります。
今回のお宅も窯業系サイディングが水分を含み表面の塗膜がはがれ、反りもでて目地コーキングが切れていました。
幸い建物内部の漏水はほとんどなかったようです。
サイディングの部分交換、外壁の塗装、コーキングの全面打ち替えで工事を進めています。
勝視商事株式会社は、20年以上屋根・外壁・板金・防水工事の施工を手がけてきた経験をフルに生かし、経験豊かな職人とともに新潟の雨漏りを止めます。