雨漏りは奥が深いです。
ここ数日、日本海側を中心に豪雨に見舞われ、土砂災害をはじめ、床上床下浸水など甚大な被害が出ています。新潟県内でも長岡市の寺泊で亡くなった方がいらっしゃいます。十分ご注意ください。
ここのところの大雨でずいぶん肝を冷やす場面がありました。
あるお客様より陸屋根の防水改修工事をご依頼いただきました。
工事もほぼ終わり、水貼り試験をしてみたところ雨漏れも止まったようで一安心しておりましたが、
なんと先日の大雨で漏水!・・・・漏水の量は減ったものの、少しずつ漏水していることが確認できました。今回改修工事をした部分で原因を探しても不明!
「今回の工事対象以外の部分が怪しい」と考え見せていただくと・・・
屋上にある「開かずの塔屋」の瓦棒ぶきの屋根が錆て、穴が開いていました。
これでは雨漏りしないわけがありません。早急に漏水対策を考え進めることとなりました。
お施主さまも改修工事を行う我々も雨漏れの症状から「ここから漏れてるから改修工事をしてほしい・・・」「確かに漏水の可能性が高いので、原因はここだな!」と単純に判断をしましたが、何事も決めつけることは良くないとあらためて感じました。