「雨漏り修理」 「外壁塗装」 の目的は?
お盆休みもあっという間に終わってしまいました。大掃除とお墓参りをしてあとはだらだらと過ごしてしまった休みでした。
お盆休みに入る前に、屋上の雨漏り修理、屋根の雨漏り修理等お問い合わせをいただきました。また外壁の雨漏り対策(ALC外壁の目地シール打ち替え)や外壁の貼替などのお問合せ・見積もりのご依頼をいただいております。
屋上の雨漏り修理については今週末現場調査にお邪魔する予定ですが、お客様からのお話だと新築時に欠陥が見つかり、新築時の建築会社が補修工事を行ったそうですが再度防水に不具合が発生しているとのことです。現場調査を行っていないので何とも言えませんが、何回なおしても防水の不具合が発生するところを見ると、施工技術がでたらめなのか、そもそも工法があっていないのかどちらかの可能性があります。
勝視商事(株)に雨漏り修理のお問い合わせをいただくお客様の中には、このように「何回もなおしたのに雨漏りが止まらない。」「3社に雨漏り修理してもらったがいまだに雨漏りが止まらない。」といったケースがあります。
このように何回も繰り返し「雨漏り修理」を行うケースは
①雨漏りの原因追及が不十分
②施工技術の不足
③新築時の欠陥(手抜き工事)
の場合がほとんどです。
「雨漏り修理」を具体的な金額を提示している広告をみると
「!・・・・???」
とおもいます。
また弊社にお問い合わせいただく際にも
「雨漏り修理はいくらかかるんですか?」
と開口一番聞かれるケースがあります。
申し訳ありませんが、雨漏りの原因がどこにあってどのような修理が必要であるかわからないのに雨漏り修理費用の提示ができるわけがありません。
何回も「雨漏り修理」をしたのに雨漏りが治らなかったお客さんにどのような経緯で複数回になったかお伺いすると・・・
最初は新築時の業者にクレームをいい補修してもらったが止まらなかった(または1~2年程度で雨漏りした)。その後訪問業者や広告を見た業者に依頼したが止まらなかった。
これは雨漏り修理だけでなく外壁塗装や貼替なども同じことが言えます。外壁塗装で目地シーリングが傷んでいる場合や外壁の劣化などがあれば単純に○○万円ですべてコミコミなんて広告出せません。工事の内容によっては数万円~数十万円も金額が変わってくるからです。
せっかく外壁塗装をしたのに1~2年で塗装が剥離したり、水が補修前と同様に外壁内に侵入してくることに目をつぶるのなら別ですが・・・・
何のために「雨漏り修理」や「外壁塗装」を行うのか?目的を考えれば目先のおいしい謡い文句に流されず見極めることが大切ですし、余計な費用の発生も防げます。修理したほんの数年後にダメになるようなリフォームでよいですか?
勝視商事(株)では建物を調査し、お客様に建物の現状と補修方法等を説明させていただき、お客様のご要望をお伺いした上で工事をさせていただいております。一度工事をさせていただき、弊社の考え方をご理解いただいたお客様からは、建物でお困りの際にお気軽にお声がけいただき、内装、キッチン、トイレなどなど様々な工事をさせていただいております。
雨漏り修理は何のためにするのか?
外壁の塗装は何のためにするのか?
余計な費用をかけないリフォームをするために必要な考え方だと思います。