雨漏り修理|爆弾低気圧 暴風雨 外壁 窓
先週末、台風並みの低気圧が日本列島を襲いました。風雨による被害が各地で出たようです。弊社にも金曜日多くの雨漏り修理・調査のご依頼をいただきました。現場調査に順次廻らせていただきましたが、なかなか手が廻らず、ご迷惑おかけいたしました。最後は夕方、日没後になってしまい懐中電灯をもって調査をした次第です。
今回、雨漏修理のご依頼をいただいたうち1件を除きすべてが窓・外壁からの雨漏りでした。暴風時に良くある雨漏りの現象です。今回は特に台風並みの低気圧だったためか、風の当たる面全体で雨漏りが起こっているケースが多かったようです。
普段の雨ではまったく雨漏りが起こらないのに、外壁のある一面だけ漏水する・・・雨仕舞(漏水を防ぐ収め方)はできているようですが、少々寸法が足りなかったり、築年数が経過して、部材が劣化したりしているケースが多いようです。
また大きな地震を何度か経験した建物では、建物の動きで狂いが生じていたり、地盤そのものが動いていたりします。当然建物には何らかの負担がかかり、台風並みの暴風雨や短時間で大量の雨が降った場合などに、その「負担がかかった部分の弱点」あらわになります。このようなケースで雨漏りした場合、逆に普段では見つけられない雨漏りの原因となる部分を発見するチャンスとなります。自然災害はいつどこで発生するかわかりません。弱点がわかったときをチャンスと捕らえ、大切な財産を守るため、雨漏り修理をして備える事も必要です。