外壁 サッシ 雨漏り|新潟 雨漏り修理 暴風雨
先週末、新潟地方は冬型の気圧配置となり、雨・風・雷に見舞われました。
金曜日、月曜日と雨漏り修理の原因調査に向かいましたが、やはり暴風雨に伴う、外壁・窓周りの依頼が多い結果となりました。
雨漏り事例①
新潟市内 住宅
・北西側窓周りより漏水(7~8年前から少量の漏水あり)
・窓近辺の床が水浸しになるほどの漏水
・サッシ枠自体の組み立て不良が原因と思われる漏水
雨漏り事例②
新潟県某所 工場・事務所
・北西側室内、壁より漏水
・床と壁の境目から水が溢れ出す。
・外壁(板金・パネル)の納め方が悪く、様々な部分より漏水
事例①のほうは割りと簡単な工事で漏水をとめることができると思います。
事例②は一時的に漏水をとめることは可能ですが、根本から原因をとめるためには、外壁を撤去し根本的な修理が必要のため2~3年1回定期的なメンテナンスを繰り返したほうが費用的にも少なくてすむと思います。
どちらも新築時から漏水していた可能性が高く、今回の強風でたまたま最悪の条件が重なり、大量の漏水につながったものと思います。
新築時に少し気をつける、少し手間をかければ防げる漏水です。最近、ことさら感じるのは、「手間・暇かけていない建物ほど漏水が多い」ことです。
見た目や使用している材料は良いのですが、「こんな工事をしたら雨漏りするのは当然だろう・・・」と感じる建物が確実に増えています。使用している材料が良くて、見た目が良いという事は、建築費用もそれなりにかかっているはずです。それなりの対価を払っている施主さんは雨漏りする建物を望んでいるわけがありません。
建物の建った時代背景も大いに関係があると思いますが、安請け合いをして「雨漏りしない」という責任を果たしていない建物が多いのも確かです。