新潟 雨漏り補修工事|屋根 外壁 雨漏り原因
だいぶ涼しくなり、今年の夏もそろそろ終わろうとしています。
夏の始めは、急に暑くなりましたが、その後は程ほどの暑さですごしやすかったと思います。日本各地で大雨がふり甚大な被害が出ました。新潟でも佐渡市で短時間に大雨が降り被害が出ました。最近防水や塗装など屋外の工事をしていると、急に風向きが変わり、空が暗くなり、突然大雨が降ってくる・・・防水や塗装工事は基本的に工事中の雨は天敵です。普段から天気予報は気にしていますが、予報されていない大雨が突然降ってくると対応し切れません。竜巻注意情報もかなりの数発令されました。天候自体が大きく変化しているのかもしれません。
そんな中この夏も、多くの雨漏り修理依頼を勝視商事にいただきました。
代表的な症状・原因は
①初期の施工不良
住宅の一例:
窓周りから突然大量の雨水があふれ出したこの事例、外壁を剥がし点検してみると柱、胴ぶちなどの木材にカビが生え黒く変色していました。中の様子や雨仕舞いからみて、新築当初から雨漏りしていたと考えられます。
工場の一例:
サッシ周りの外壁内側に大量の雨が漏れた後があり、外部の調査を行ってみると、サッシ周りのコーキングが切れていました。更に雨漏りの原因特定調査を進めると
サッシ自体雨漏りしている事も判明いたしました。築25年たつそうですが新築後数年で雨漏りが始まっていたと推測します。工場内には高価な製造装置も多く、雨もりで製造装置をだめにする可能性もあります。生産現場をスムーズに運営するためにも、雨漏りをしている場合は早めの対応が必要です。
サッシ自体の雨漏れ・サッシ周りの雨漏れを止め、万が一水が入ったときも水が抜けるよう施工しました。
②経年劣化による雨漏れ
住宅:
築後年数を経過し、鉄板がさびた事が原因で屋根から雨漏りをした例や、外壁の窯業系サイディングが水分を含み湾曲したり割れたりして雨漏りした例、またそれに伴いサイディング目地のコーキングが切れ窓周りから雨漏りした例などがありました。
酸性雨により銅板が腐食し雨漏りにつながった例もありました。
地震で大きく動き屋根の勾配が変わり雨漏りした例や、地盤が下がって雨樋の流れが悪くなった例などもありました。
事業所等:
屋上防水(シート防水)の経年劣化による漏水がありました。定期的なメンテナンスが重要だと改めて感じました。その他軒樋の劣化、シーリングの劣化なが原因の漏水も数件ありました。
この夏、雨漏り修理のご依頼をいただいた例を見ていて改めて思いましたが、
建物は時間の経過とともに劣化が進みます。築年数が7年をからすぎた頃からはメンテナンスの事を考えながら建物をチェックし、症状の軽いうちに修理などをすると、メンテナンス費用も安く済むと思います。建物の劣化は確実にすすみます。
ぜひ一度建物をチェックしてみてください。