住宅屋上FRP防水改修工事(ガイナ仕上げ)①
ゴールデンウイークの頃はまだ寒い日がありましたが、2週間もたつと暑い日が多くなってきました。事務所にいると冷房は要りませんが外に出ると日射熱で暑く感じます。よい天気の日が増えてきたため防水改修工事にはうってつけの気候です。
弊社ホームページをご覧いただいたお客様より
プレキャストコンクリート住宅 屋上陸屋根の改修工事をご依頼いただきました。
弊社の施工例をご覧頂いた上でのご選択うれしい限りです。
お客様よりお話を伺いますと、今まで2回の防水改修工事をされましたが大雨の際漏水が止まらず、弊社へ連絡をくださったということです。
現場を下見させていただきました。
プレキャストコンクリート住宅の防水改修工事は2~3年に1件程の割合で施工していますが、今までの現場とはちょっと様子が違います。
2回の防水改修工事で屋上に大量のコンクリートブロックが上がっていました。そのコンクリートブロックの上から下地モルタルでならし勾配をとり、ウレタン防水で仕上げたようです。
本来ならばこれをすべて撤去し、下地調整を行った上、防水を行いますが・・・・
撤去費用、廃棄費用、下地処理・・・・かなりの金額になります。
事情をお施主様にお話しさせていただき、
①費用はできるだけ予算内で済むように。
②考えうる範囲で最良の工法を採り、万全を期して工事を行うが長期的には防水層に支障が生じる可能性がある。支障があった場合は一定期間補修を行う。
FRP防水は他の防水工法と比べ強度が高く、部分補修が簡単な利点があります。
弊社はFRP防水を始めて、30年近くになりますが・・・ここまでの状況は想像を超えていました。
どのような工法がよいか職人と綿密に打ち合わせを行い施工に臨みます。
つづく・・・