断熱リフォーム番外編~天井裏の断熱:冬の準備①
朝晩はすっかり寒くなり、体調を崩されたかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
私も2週間前から鼻み○とセキが止まらず苦しい日々を過ごしております・・・
昨今の天候の変化は春と秋が短くなりつつあるといわれています。
ダラダラと暑さが続くと思っていたらすぐに寒くなる・・・紅葉がり、食欲の秋がなくなるのは非常に困ります。
2011年に弊社で外壁の塗り替えと屋根の改修工事(カバーリング)をさせていただいたお客様から、2012年2月に「屋根の改修工事後つららがひどくなって・・・工事の影響ではないですか?」
とお問い合わせを頂きました。コロニアルの屋根材が、水分を含み冬場に凍結し、割れていたため、屋根は塗り替えではなくガルバリウム鋼板のカバーリングにしたのですが、屋根材が変わってつららが増えるのはちょっと想像しにくいことです。
今年の冬は例年にくらべ雪が多く、長時間屋根に積もったままでした。
つららができるのはおそらく天井裏の断熱が不十分ではないかと思い、天井点検口からのぞいてみると・・・
断熱材がキチンと入っていません・・・・!
状況を説明させていただき、何パターンか改修方法を提案させていただきました。
もちろん弊社おススメの断熱内装リフォームパックも提案させていただきました。
お客様の改修工事のご要望は
①ご夫婦で働いているので、昼間留守のことが多くできるだけ工期が短いこと。
②和室の板張りの天井があるため、ガイナはNG
③なるべくコストがかからないこと・・・
ということで、
グラスウールを天井に敷き込む + NTフィルム
での改修工事に決定!
天井裏の断熱にNTフィルムはあまり関係有るとは言えませんが、今年の夏は西日の影響が強く、エアコンの効きが悪い事を痛感されたご様子でした。
グラスウールで半日、NTフィルム(窓3箇所分)で半日と、ご希望にかなった工期で済みます。
隙間なくグラスウールを敷き込みます。
グラスウールを敷き込み直すという、オーソドックスで短工期のやり方ですが、しっかりと施工すれば効果は大きいと思います。
冬は、室内の暖房で暖められた熱が、天井裏へ逃げることを防ぎ、つららも少なくなると思います。
来年の夏も天井裏にこもった熱気が室内に侵入してくることを防ぎ、涼しく過ごせることと思います。
天井裏の断熱材の効果もさることながら、省エネガラスフィルム「NTフィルム」が夏冬関係なく断熱性能を発揮し、年間を通し冷暖房費を下げることに貢献すると思います。